擬人化(兵器)考察第2回@F-15J
MC☆あくしずの公式Twitterがミリ姫大戦イラスト集の宣伝を行っているのを見ると心が温まるのは世界に自分だけの気がします。
今月末発売です。買ってね!
今回は、前回のF-15で紹介しきれなかった機体
「F-15J」
の兵器擬人化考察を行っていきたいと思います。
※前回のF-15編も見て頂けると考察の流れがよりスムーズになると思います。ぜひ見てね。
<F-15Jとは?>
導入から30年経った現在でも、F-15Jは主力戦闘機として日本の空を守り続けています。これはF-15という機体自体の優秀さもそうですが、日本は機体を何度も近代化改修して大切に大切に用いるフシがあるからです。
今後も長く頑張って下さいとエールを送りましょう。(F-4先輩の姿をみれば想像はつくはず)
F-15Jは日本では現在7つの基地で飛行運用がなされています。
とくに有名な部隊が宮崎県・新田原(にゅうたばる)基地に籍を置く飛行教導隊(アグレッサー部隊)です!
ただでさえ並外れた技量が要求される戦闘機のパイロット達の中でも桁外れの能力をもった部隊です。格好いいですね!憧れますね!!
なお今年の防衛省の概算要求で、新田原にあった飛行教導隊は石川県・小松基地に籍を移すそうです。
こんな重要な部隊を快晴が多く天候の安定した新田原から曇りが多く天候の不安定な小松に移すことには、やはり大きな目的があるのではないかと思います。
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2016/gaisan.pdf(6ページ目に記載されています)
<作品紹介>
3作品から見つけて参りました!画像付きです。
「MC☆あくしず」
「空戦乙女スカイヴァルキリーズ」
「戦闘機少女クロニクル」
以上です!!
補足の作品紹介です。
「戦闘機少女クロニクル」
電撃文庫MAGAZINEに掲載されるオリジナル企画です。
異世界の侵略から日本を守るため、ピクシーズと呼ばれる「戦闘機を象った少女たち」を召喚し戦うというストーリー。
小説は学園モノでしたし、まだ1巻しか出てないので買うのもおススメです
戦闘機少女クロニクル - Fighter Girl Chronicle
(ピクシーって聞くと「よう 相棒 まだ生きているか? 」と最終戦のBGMを思い出す)
<考察>
共通点
・黒髪長髪
F-15Jはライセンス国産化された日本仕様機なので、それにともない擬人化された少女たちも日本生まれの象徴である黒髪乙女です。
長髪なのもスポーツ少女(短髪のイメージ)より武道少女(長髪イメージ)という固定観念を流用した結果でしょうか。一目で日本生まれと分かるようなデザインが施されています。
・まとめ役
どの兵器擬人化少女も他を引っ張っていく気持ちが絵やセリフに表れています。
これは一線級の主力戦闘機でありながら後輩(F-2やF-35)もいるからだと考えます。
また先に挙げた飛行教導隊で運用されていることも理由の一つでしょう。
つまり運用されている年数とその運用実績から、F-15Jの兵器擬人化少女は「上に立つ度量を持っている」と解釈されたのでしょう。
兵器擬人化での通例に繋がりますが、
運用年数は年齢に繋がりやすい
ものなんです。
違い
・カラーリング
前回のF-15と比べて違いは分かりづらいですが、よく見ると違いが判ります。
MC☆あくしずはメタリックなシルバーよりのグレー、他の2作品は濃淡使い分けたグレー(制空迷彩と巷では呼ぶそうな)
ここから推察するに、あくしずのF-15J兵器擬人化少女はまだ実戦未投入あるいは実戦とは別の目的をもっていると考えられます。
卸したて新品の兵装を身に纏いワクワクしてるんじゃないだろうかとこの画像で妄想できますね。
一方、実戦を視野に入れたカラーリングをした2人の兵器擬人化少女はよき先達としてこれからの未来を担う風格を持ち合わせています。
単にブリキさんの絵がすげえからじゃないのかという疑問にはお答えいたしかねます。
・兵装
これは、あくしずの擬人化を担当される藤沢孝先生の兵器擬人化へのアプローチが異なるだけで、F-15Jに限ったものではないと判断いたします。ご了承ください。
今回は以上です。前後編にわたりお送りした「F-15」いかがでしたでしょうか。
30年たって委員長ポジションなら、それ以上運用されたF-4はどうなってしまうのかはこれからのお楽しみです。
次回は陸の兵器擬人化少女を取り上げたいと思います。頑張るZOY