擬人化(兵器)考察@まず初めに
兵器擬人化って?
日曜日は兵器擬人化について取り上げます。
まず初めに兵器擬人化って何ぞやって方はこちらをお読みください。
古今東西、陸海空問わずに行われてきた創作の1ジャンルです。
その中で、このブログで中心に取り上げるのは
兵器そのものを美少女擬人化したもの
になります。
つまり、
①人間の少女が機械やパーツを取り付ける(ストライクウィッチーズ)
②兵器とこれを駆る美少女とのコラボ(ガルパン、はいふり?)
とは趣旨が少し異なります。
ストライクウィッチーズだと宮藤芳佳という少女が主人公であって、ストライカーユニットの二二型甲や震電は兵器に留まっています。
ガルパンだとあんこうチームにとってⅣ号戦車は乗り物です。
兵器擬人化とは
この兵器が女の子だったらどんな感じなんだろう
っていう夢や妄想の結晶です。それらを真面目に考えていきます。
もし戦艦大和が、ゼロ戦が、タイガー戦車がもし女の子だったら容姿は?性格は?背景は?好きなタイプは?と考えを広げ続けることが出来ます。
楽しくありません?
変化する兵器擬人化業界
あくまでいち消費者としての私見ですが、ここ最近また大きな変化がこのにっち(だったはず)の業界に訪れました。
今年の3月、比較的長期にわたってサービスを続けてきた2つのオンラインゲームがサービスを終了しました。
「ミリ姫大戦」と「MC☆あくしず 鋼鉄の戦姫」です。
http://www.headlock.jp/milihime/index.php?entryid=3
この出来事は2つのことを意味します。
①発表機会の減少
ミリ姫は陸上兵器中心ながらこのゲームのために書き下ろされた新規グラフィック、あくしずはオールジャンルの兵器群をカバーしつつ同名雑誌のキャラクターたちが登場することでそれぞれ百を超える萌え擬人化の女の子たちが活躍するゲームでした。
しかしサービスが終了してしまうことで、新たな萌え擬人化は生まれなくなってしまうし既存の女の子たちを目にする機会すら大きく減ってしまうでしょう。
あらゆるオンラインゲームにいえることですが、サービスが終了するとその世界観やキャラクター達との繋がりも絶たれてしまうため業界にとって決していいニュースではないような気がします。
②既存の萌え擬人化概念の拡大
第二次大戦時の海上兵器の擬人化っていえば、
もう艦これしか出てこないと思います。
陸や空はまだ制圧されていませんが、海の現代兵器(イージス艦や護衛艦)はもう艦これの影響を大きく受けるようになっています。
(自衛隊公式っぽい。どうした日本)
ここまでくると、イラストレーターや漫画家の人はもう艦船にではなく艦これのキャラクターに注目して二次創作を行うようになるし、艦船に注目して萌え擬人化を新たに始めようとしても艦これのイメージに引っ張られると思います。
艦これはもはや萌え擬人化の一つの終着点を作ってしまったと感じました。
私は艦これが嫌いなわけではありません。むしろばりばりの提督です。
ですが兵器擬人化といえば艦これしか出てこず、大和や雪風といったメジャーな艦の兵器擬人化すらもう一つの答えしか残っていないこの現状に一抹の寂しさを覚えるんです。
日曜の抱負
もしこれから第二次大戦の戦艦や駆逐艦を取り上げるときは、艦これだけでなく(好きではない言い方ですが)マイナーな作品に登場する萌え擬人化の少女を交えながら紹介や考察をしていく予定です。
1擬人化ファンとして、何かしらこの大好きな業界にアプローチ出来たらと思います。
最後に、ブログ冒頭でも書きましたがいかなる兵器擬人化も否定批難するつもりは一切ありません。○○さんの描く方が上手いだとかニコ動のやってみた動画のコメのような低俗な行為を行わないことを誓います。
真面目に考察する予定です。
よろしくお願いします。