5/13夜の巷を徘徊する「マツコ西新宿カルチャーセンターでジャズを歌う」感想
今日の「夜の巷を徘徊する」は前回に引き続き西新宿のカルチャーセンターから始まります。
前回の記事はコチラ。
いきなり柳田國男/山人考。「遠野物語」とかを書いた民俗学者ですね。妖怪の話から神様の話まで遠野地方の言い伝えがまとまってます。
ただ、カルチャーセンターでどう学ぶのかというと、マツコと同様分かるのか?と疑問。
「存在と時間」哲学過ぎない?と思ったら他の講座も哲学だらけ!
哲学がウリとおっしゃる講座部長の渡辺さん。カルチャーセンターは現代日本のアゴラだった…?
と思ったらマツコが見つけたのは「鈴木明子が語るフィギュアスケートの魅力」何それちょっと興味あるけど流石に哲学ではないとのこと。
ヒマがあったら思想にふけるのは今も昔も変わらないんですね。
「悪魔という常数」~飽くまで悪魔と~
何とも洒落たタイトルからは伝わらない講座内容(笑)先生の高山教授は昭和のシンガーソングライターのような出で立ちだし(笑)
こりゃ女子大でモテモテですは。
常数って要するに数学に出てくるa,b,cのような値でしょ?なに学ぶんだろ。
マツコが子供のころ(30~40年前かな)に大手新聞社が開き始めたカルチャーセンター。今は大学とかもやってるけど何をやっているか何でやっているのかもようやく納得した様子。
その答えは「面白いから」ですよねー。でも学ぶ上でとても大切なこと。
ジャズヴォーカルの教室に遮る形になってしまいながらも突入。。。はせずに一旦遠慮して体を動かす講座の方に移動。マツコとこの番組のスタッフのいい気遣い。思わず随伴の渡辺さんからも笑みがこぼれる。
「自分の体を使いこなす 部分ではなく全体を使って」
いちいちサブタイトルが面白いなあ(笑)
先生が主婦を相手に効率的なマイバックの持ち方を披露している様子に戸惑うマツコ。
先生(甲野先生)は身体の研究をしているとのこと。スポーツトレーナーとはまた違った存在みたい。武術家の父の影響でそういった動かし方や仕組みを日常生活にも反映させているとのこと。まあ作務衣着てるからねえ。
助手かと思ったら普通の受講生のおじさん相手に実演開始。直立姿勢から押されると倒れてしまう様子を見て察するマツコ。「これ系だ!!」ってどれ系だよ(笑)
指先を合わせているだけで崩れない。少し疑いのまなざしを向けるマツコ。
マツコ見ると崩れる。少しコントチック。
どこかおじさんに親近感を感じつつも今度はマツコ自身が実演。
オトコに弄ばれるのが久しぶりのマツコ。少し嬉しそう。
次に指先を合わせると全然動かない自身に驚くマツコ。先生によると人間は何か一つのことに注目していると簡単に動かなくなるみたい。指先は全ての初期動作の初めに動かしだす(モノをとる動きを想像して頂ければ)ので特に顕著だということらしい。
なので、日常生活でも何かに注目して行動すれば、身体に無理な負担がかからないってことを教えているっぽい。
うーん、カルチャー。
じゃあ次に、あえて指先を合わせた状態からバランスをとる意識を持ってしまうと…
なぜか崩れてしまうマツコの巨体。
指先に集中せずにバランスを取ろうと思ってしまったから身体が迷ってしまったとのこと。
もっと言うと、手のひらを合わせなくても身体の前で開いた状態からスタート。意識しないと「あっ…」て動いてしまうがきちんと集中できていれば全然動じない。
自身の身体のことなのに驚いて言葉が出ないマツコ。
初めはきな臭く感じてたけど、(なんか先生の風体が気功師っぽいからかな)全然すごいと褒めるマツコ。日常生活に応用はどうしていくんだろうと少し疑問だけれども。
これを初回に受けたら先生の言うことを信じるのも分かる気がする。まだ懐疑的なスタッフを叱るマツコ。実際に受けてみた人の感想は重要だからね。仕方ないね。
インチキややらせって体感しないとその真偽は分からないものです。それにしてもマツコ感化され過ぎでしょ。
興奮しながら身体の凄さについて話しながら歩いていると、、先程断念したジャズが終わったためジャズ教室に移動。
一瞬映ったおじいさんを先生と間違えながら、おばさま方に出迎えられる中入室。
「中級・ジャズヴォーカル教室」
先生は三槻先生。オシャレで陽気な方。
早速歌うことになるマツコ。ジャズの名曲「FLY ME TO THE MOON」に挑戦することに。
私でも知ってる(新世紀エヴァンゲリオンのEDで聞いた)名曲ですね。
フランクシナトラverです。
エヴァverです
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が歌いにくいわけは馴染み深い4拍子の曲調を先生が曲が出来た当時の曲調である3拍子で演奏してたから。
驚くマツコにボサノバ調、スイング調で歌い始める先生。初めからエンジン全開!すげえ楽しそう。
先生に合わせて続きを歌うマツコ。歌えるマツコすげえな。ステージとかにも出たことあるから慣れてるのかな。
今度は先生の演奏に合わせてマツコと生徒さん達で歌う。ただでさえいきなりなのに皆でしかもジャズの曲を合わせて歌うのはそりゃ難しい。
それでも1曲歌いきるマツコと生徒さんたち。マツコを褒める先生。すんなり内容に入れると先生を褒めるマツコ。避難タラップも褒めるマツコ(笑)
生徒さんたちと握手。この年齢の人だと見るマツコの番組は「夜の巷を徘徊する」じゃなくて「5時に夢中」や「マツコの知らない世界」だろうなあ…。
と思ったら千葉の先っぽからわざわざ通ってる生徒さんも。すげえなあ。21時過ぎたら本当に帰れるかぎりぎりと焦る千葉のマツコ。
別れた後は語学の教室へ。3階はフロア全体じゃなくて一部を間借りしている状態。
白髪ぼかしはちょっと違うでしょ。
スコットランドゲール語やコプト語、サンスクリット語て現地の人でも知らないような言葉を学べるカルチャーセンターすげー。
(古代のキリスト教や仏教の写本でも読むつもりなのか?)
「ルーマニア語準中級」クラスへ突入、インタビューを始めるマツコ。
ルーマニア語を学ぶ理由は、歌が好きだから。音で覚えるんじゃなくて歌詞の意味から学ぶとか真面目な人だなあ。
先生には挨拶を聞くマツコ。「こんばんは」は「ブナ・シアーラ」イタリア語に近い語感。
(緑がルーマニア)
驚くマツコがさらに理由を尋ねると、ルーマニアはラテン語圏とのこと。古代ローマ人が住んでた土地だからそのまま根付いたとのこと。やっぱすげーなローマ。ローマは偉大。
そもそもルーマニア=ローマ人の土地の意味。そして先生も綺麗。
「やっぱローマ帝国ってすごい」
吹き抜けに感動しながら外に出る超綺麗なマツコ。都庁とマツコ。良い絵。