4/22夜の巷を徘徊する「葛飾区 堀切菖蒲園で昔の街を語る」 感想
テレビ朝日「夜の巷を徘徊する」4/22(4/21深夜)放送回の感想です。
今回の徘徊先は堀切菖蒲園周辺。
「惣菜さいとう」さん。17で息子さんがお店のお手伝いしてて偉いなーと褒めるマツコ。いやほんとに偉いなー。17とか部活とか遊びとか色々あるだろうに。
唐揚げの衣は愛でできている。揚げ出し豆腐の甘さはショウガでさらに引き立つ。どちらも本質は探れない模様。
コロッケ30円!!!10個ほど一気に買うだろうなマツコだったら。
レンコンと根菜の南蛮漬け。お父さんの方が味の秘密を教えてくれるみたい。甘酢です甘酢。
やっぱ店主(お父さん)が一つ一つ作ってるからかな。
マツコチキンカツをカットしてもらう。何もつけずそのままで美味しい揚げ物は本物の美味しさだね。
他のテレビが目をつけない店に行くからマツコのサインも目立つだろうなー。
隣の古書店に入り口近くに停めてあるバイク(お父さんの私物やんちゃバイク)を避けて入店。よく休憩中のラーメン屋やそば屋にあるのは分かるけど、古書店?
「日本残酷物語」を発見。「放浪記」(復刻版)も発見。他にも「羅生門」や「竹くらべ」などを見つけるマツコ。
「戦線」(昭和13年第3版)林芙美子(はやしふみこ)氏の日中戦争に従軍した際の戦場記録。女性のルポライターってすごいな。
青木書店さんの目玉商品に推薦。古書店は実際に店に行って探さないと分からないし、オンラインショップ形式とってない店の方が全然多いから、とんでもない宣伝効果だよなあ。
やっぱりマツコも物書き(ライター)だから食べ物屋と同じくらいに楽しそうだし、よく作家や作品の名前も知ってるんだと改めて感心。
結局「放浪記」「羅生門」「竹くらべ」を購入。手書きの文字では現代人はもう読めない(笑)ちゃんと後に活字があって安心。
その後はこの堀切あたりの土地事情と歴史の話に。面白くなってきた!!
青木書店さんは1953年に開業。その頃から京成電鉄は通ってたことと前名称(成田鉄道)から分かるように成田山新勝寺に御参りに行く人たち向けに作られたことを説明。
その後奥さんから堀切菖蒲園の紹介。こちらの歴史はもっと古く江戸時代から続く将軍家も足を運ぶ公園。歌川広重作「江戸名所百景」にも登場しているとのこと。
でも夜に徘徊する番組だから行けないし、そもそも菖蒲の季節(5月終わり~6月ごろ)じゃないから行ってもどうしようもない。
なのに堀切に行くとかやっぱり面白いなこの番組。
次にマツコの荒川の話。足立区にある東武線堀切駅が葛飾区にある京成線堀切菖蒲園駅と荒川で隔てられている理由を説明。
荒川河口は人工的に引かれた人工川。1911年から20年かけて人の手で作られたんだから昔ってすごい。だってその間に関東大震災や第一次世界大戦も経験したんだよ?
そっかだから荒川通ってないのに荒川区っていうのか。もともと隅田川は荒川の支流で、この人工で作られた荒川放水路が荒川の本流になったから区名とのギャップが生まれたとのこと。
見てる間へぇーってスタッフとシンクロしてしまった視聴者は自分だけではないはず(笑)
カットされた部分はホントかーって言ってるな絶対。
お父さんに感心される。でも住んでいる地元の歴史の話が出来る人ってのはもう貴重な人だからマツコもどちらも面白い。
このまま地元を徘徊すると迷惑をかけることを危惧したマツコは、急遽花見に行くことに。やっぱディズニーランドの件はマツコ含めみんなのトラウマなんだね…。
以前募集した情報を基に(元サッカー選手の家に行けると思った視聴者面白すぎるだろ)足立区西新井へ。
ところがまさかの(まさかでもないか?)二分咲き。マツコ自身も映像も楽しめるはずもなく、ニャーンと声する野良猫(可愛い)に話し掛けるマツコ。逃げられる。
ねつ造を試みるも断念。これがテレビか!
次回も桜を求めて徘徊するみたい。テレビ史上初の咲いてる前の桜を見に行くという歴史的瞬間に立ち会えました。